サッカーコラムその7

クリスチャン・ツィーゲ(ボルシアMG/元ドイツ代表)
95年〜03年までドイツの左サイドで活躍していた選手。そのプレイスタイルはマンU時代のベッカムの様にサイドに開いて正確なクロスを中央にどんどん放り込んでいくという感じで、フリーキックもかなり上手い。トッテナムに在籍していたころはすべてのプレイスキックを任されるほどで監督の信頼も厚かった。ドイツを離れ、昨シーズンまでプレミアでプレーしていたが、怪我にも悩まされ、シーズンの半分を棒にふるってしまった。トッテナム時代に見せた直接フリーキック(相手チームはどこだか忘れた)は自分が今まで見た中でも最高に美しいものだった。98、02年(94年にもメンバー入りはしていたが出場機会はなかった)のワールドカップに出場し、日韓ワールドカップではチームの精神的な柱としても活躍した。03年に代表引退を表明したが、ユーロの時に再び召集された。実はこのとき代表キャップ数(72)はカーン(69)を抜いてチーム一番であった。それだけ彼は長い間代表選手として存在していたのである。今シーズンブンデスに復帰を果たし、ボルシアのキャプテンを務める。左サイドバックになってからは以前のような精力的な動きは控えめになったものの、やはり一本のパスから試合を変えることができるのでチームには欠かせない存在である。
ちなみに俺は長年ツィーゲのファンで、彼がサッカー引退したら死ぬくらい彼を崇拝しています。ツィーゲ最高。