決勝トーナメント一回戦ドイツ対スウェーデン

2−0でドイツ。
クローゼとポドルスキの活躍でドイツが一回戦を突破。まあホスト国なんだからメンツを保つためにもこの勝利は絶対条件なわけですが。どうせ次でアルゼンチンに負けるわけだし。まあ俺は10年以上ドイツのファンだけど、実際ドイツは弱いからね。弱いといいきるのはちょっと言いすぎかもしれないけど、試合にムラがあるのは事実。この試合も前半は非常に動きが良かったものの、後半10人になった相手に対してペースがやや落ちていた。いくら2−0で勝っているからといって現状の守備力、スウェーデンのポテンシャルを考慮すればもっと攻めて追加点を奪わなければならなかったとは思う。
試合は開始早々フリングスのフィードからクローゼが落としてバラックが出したスルーにクローゼが反応し、相手ディフェンダーを振り切ってキーパーと一対一になってこぼれたところをポドルスキが押し込み先制。さらにクローゼは12分に相手ディフェンダーをひきつけフリーのポドルスキにパス。これをポドルスキがしっかり決めて2−0。スウェーデンがこんなに簡単に失点する展開は初めて見た気がする。堅守はもちろん、強豪相手にでもしっかりとした粘り強いサッカーをできるチームとは思えない状態になってしまった。当然スウェーデンは取り返すために攻めに出るも、決め手というか攻撃にしっかりとした形がなく、ドイツのディフェンダーからしても守りやすい攻撃ばかり、イブラヒモビッチラーションもほとんどいい状態でボールに絡めない。前線の動きが悪いのと同時に中盤、サイドもよくなかった。シュルストレームではなくスヴェンションを起用するべきだったかもね。まあイブラヒモビッチ自体も調子が悪かった感じあるし、仕方ないかも。ラーションもまさかのPK失敗だし。一人退場した後だけにあのPKを決めていれば試合はわからなかったんだけどねー。ドイツは後半はサイド攻撃に勢いがなくなったもののバラックを中心にミドルシュート打ちまくり。イサクションの好守がなければあと2,3点は入っていたかも。それでも10人相手に崩せないようではダメだね。弱い状態のドイツが出てしまった感じ。
次の相手がアルゼンチンだけに100%のドイツで戦えることを祈っている。