決勝トーナメント1回戦オランダ対ポルトガル

えーと審判お前が退場しろ
合計20枚もイエローカードが出る試合は始めてみましたよ。退場者も4人だし。今大会審判が試合をつまらなくするケース多いけど、この試合は酷い。荒れ試合を落ち着かせるためにイエローを出すことはよくあるけど乱発しすぎ。時にはイエローじゃない場面でもイエローを出していた。熱くなってる選手を鎮めるのが審判なんだからあれはないわ。お前が熱くなってどうするんだと。
国際試合ってのは審判の質の低さが目立つね。CLなんか見てるとすごくそう思う。この審判はもうワールドカップで笛を吹くことはないだろうな。
結果は0−1でポルトガルの勝利。前半23分のマニシェのゴールを何とか守りきる。しかしポルトガル優勢もつかの間、コスティーニャがハンドで二枚目のイエローで退場。あの程度のハンドで二枚目を出すのはおかしいだろう…。さらにロナウドがボーラルーズに悪質なファウルを受けて負傷交代。完全劣勢になったポルトガルは後半パウレタをはずすはめに。逆にオランダはマタイセンに代えてファン・デル・ファールトを投入。完全にオランダのペースに。だが15分ころにフィーゴのドリブルを止めにいったボーラルーズが肘ウチをかまし、退場。10対10のイーブンになる。そのため攻撃の要だったファン・ボメルをはずすはめに。もっともここは彼をはずさないでコクーを下げればよかっただけだと思うのだが。まああの監督は俺はダメだと思ってるから仕方ないが。ポルトガルは後半25分すぎ何とか守りきって、カウンターというところでカルバーリョが倒れているので審判が試合を止める。再開のボールはポルトガルにからのはずなのにヘイティンがあろうことかドリブルで攻めてきてこれを止めに行ったデコにイエローカード。さらに抗議しにいったファン・デル・ファールトスナイデルにもイエロー。もうメチャクチャだ。さらにそのあとファウルのあとの遅延行為でまさかのデコ退場。審判キレすぎ。再び劣勢になったポルトガル相手にオランダはヘッセリンク投入。また謎采配発動。そりゃヘッセリンクのポストワークはいいが、時間がない以上決定的な仕事のできるニステルを投入するべきだっつーの。調子悪いとか言わせてといてアップさせてたじゃねーか。何でつかわないのさ。ロスタイムは6分という長さだがポルトガルもカウンターからチャンスを作る。早くボールがほしいオランダはファン・ブロンクホルストがファウルを犯し退場。最後まで荒れていた。
この試合でよかったのはミゲルとカルバーリョとメイラ。特にミゲルの活躍はMVPもの。ロッペンを完全に抑えながらも積極的な攻撃参加、数的不利を感じさせないほどの攻守の動きの幅広さ、彼がいたからこそポルトガルは無失点だったと思う。もちろん体を張った両センターバックもよかった。しかしこれだけ多くの選手がイエローカードを貰うと次の試合が苦しくなる。イングランド戦でイエローを貰うと勝った場合に出場できない選手が多くなる。そして何よりデコの退場が痛い。デコとコスティーニャがいない以上イングランド戦はペチート、チアゴマニシェが完全に固定だろう。ロナウドの怪我も気になるところ。
オランダは積極的なミドルシュートを打っていたファン・ボメルポストプレーをこなしていたカイトはよかったものの、決定力を欠いていた。彼らを含めてあれだけシュート打って点がとれないようでは…。

今日の一枚。バルサのチームメイト揃って退場。