日本対韓国

ついに得た勝者のメンタリティー

今まで負け続けてきたのは実力差があったとは思っていない
厳密に言えば選手の能力を数値化して見ればずっと前から十分に勝てるレベルではあった
しかしメンタルの部分で明らかに差があった
向こうは常に死ぬ気で勝ちにきている
そんな気迫を試合見るたびに感じていた
この試合も最後の失点はさすが韓国と思った
でもまさかＰＫで勝てるとは思わなかった
精神戦ともいえるＰＫであそこまで優位に勝利できるなんて奇跡に近い

今更精神論かよ
と思う方も多いでしょうが、大きな大会になるほど大事なことだと俺は思っている
このベテランがいるから、みたいなケースを何度も見てきたし
だた若手で活きのいいのがいるだけじゃどっかでこけておしまいかと

ただ試合のレベルが高いかというと何とも言えない
どちらもディフェンスはかなり甘かった気がする。チャンスが映えるのはそれだけ守りが薄いということだし
香川がちょっと持ちすぎてる気がする。もったいない
彼が本田のように切り替えが素早くできればさらに強くなるだろう
一方ディフェンスの中央はやはり心もとない
吉田に代わった岩政だけど、パッとしないし、今野もスピードでは分が悪い。吉田がいようがいないが、やはりここはワンランクレベル落ちるな
早くここを強化したいお

流れからしてＰＫ戦は明らかに不利だったのだが(本田は一度止められてるし)まさかの展開だった。川島は神がかって、とは思わないがコースの甘い２本をしっかり止めれたのは大きい。逆に韓国のキーパーはノーチャンスだった。キッカーは日本が上手だったということだね。本田と岡崎のキックはどうやっても止めることのできないコース。ＰＫはやはりそうじゃないと

今大会はザルのディフェンスから苦戦を強いられてるものの、劣勢をここまで跳ね返せる試合が何度もできるようになるとは

やはり本田の存在は大きい。あのワールドカップのとき、彼のプレーだけでなく「勝ちに貪欲な姿勢」が日本をここまで変えた。それが今日まで続いている。そして彼の姿勢に周りも応えられるレベルに達している。それをまとめられる長谷部というリーダーの存在も大きい

そう思うとかつての中田は未来に生き過ぎていた気がする。あの時は彼一人しか世界と戦えるメンタリティーを持っていなかった。仲間はプレイ、メンタルともに中田とは大きく差があった。最後は何となく浮き気味になっていたのも思えば可哀想な感じだ

とまあやっと振り払った過去の幻影ですが
オージーを倒して初めて真のアジアナンバー１になれるので是非ここまできたら勝って欲しいですね

ところでパクチソン代表引退するんかね？
まだ早い気がするんだけどな。日本に負けたから引退撤回とかしてくんないかな
俺は結構好きなんだよ彼は
マンＵで十分に活躍できるほどのクオリティーを持った選手はやはりアジアには他にいないからさ