ウェストハムユナイテッド

開幕前にハマーズ(愛称)が最下位になるなど誰が予想しただろうか
グラント監督と各ポジションの補強と、少なくとも上位を狙える戦力は集まっていたはずだった
ただ個人的には開幕時に決定力の高いストライカーの不在とヒツルスペルガーの怪我はかなりのマイナス要素に感じた。まあそれがそのまま下に落ちる原因になってしまったわけだが

やはりパーカーの離脱、ヒツルスペルガーの参戦が終盤まで遅れたのが大きな痛手だった。守りの要のアップソンも満足に出場できず、ローンのキーン、ブリッジ、オビンナは揃って精彩を欠いた。
コールとピキオンヌも決定力を欠いた前線はデンバ・バの加入がなければそもそも３７節まで持たなかったことは明白だ

最悪の状態で折り返しを迎えたが、２月３月は勝ち星が先行し、リヴァプールまで撃破できるほどに復活をしたのに４月で失速。５連敗の原因は一体なんだったのだろうか。あそこをひとつでも引き分けで乗り越えられれば少しは違った展開になっていただろう

３７節のウィガン戦、負けたら終わりのアウェーの中、２点先制したにも関わらず逆転負けを喫したあの試合が残念でならない。逆転を許したグリーンの悲壮な感じと涙を流してたパーカーが印象的だった

点を取られるたびにチームメイトに激しいコーチングをしてるグリーンも最後は空回りのようにも感じた。彼がどんなにがんばってもこれでは…と思うような点の取られ方が多かった

さて今後の選手の動向だが
ハマーズは各ポジションに代表クラスの選手を揃えており、そのほとんどが移籍をするのではないかと思われる。逆に補強をしたい残留チームからすれば実力のある選手の獲得のチャンスでもある

グリーンはワールドカップのミスで印象を悪くしたが、ハマーズでは孤軍奮闘で、彼がいなければ失点は倍になっていたかもしれないほどのパフォーマンスだった。当然失点も多いがもはやそれは彼の責任ではないレベル

アップソン、パーカーの代表コンビは確実に移籍するだろう。代表の人間が２部にいるべきではない。またヒツルスペルガー、コールなども移籍の対象だろう。ヒツルスペルガーはドイツ代表だがプレミア育ちであり、プレミアのサッカーが合ってるので今後もプレミアで活躍して欲しい。スペクターやノーブルもある程度注目の選手だ

監督のグラントは個人的にはある程度の評価はしているが、残念ながらモチベーターとしては機能はしていなかった。知的であまり熱くならないタイプの監督なので逆境なればなるほどチームは沈んでいくようなイメージがある。次にどこで指揮を取るのかは知らないが、またどこぞで復活してほしいものだ

とまあ書けば書くほど何のネタもないな
でも一試合一試合振り返るのも面倒だし
まあそういうレベル。期待しないでいいぞ