ストークシティ

今シーズンは13位と順位的にはそれほどでもないが、中位が団子状態だったのでこの変の変動はそこまで気にならないところ。むしろ最終節のウィガン戦を勝っておけば8位でフィニッシュだったわけですし。最後は何故かウィガンを助けることになったのだが、そのへんはさすがによくわかりません。とりあえず怪我人もいたしあまり無理はしてないのはわかりましたがな


プレミアスタート時は三連敗と、やべえ雰囲気ありましたがホームではやはり安定。同レベルのクラブからはほとんど負けなし。リヴァプールアーセナルにも勝ちを取れたのは大きいです。勝ち点の70%がホームで獲得ということで、来シーズンの課題は内弁慶の克服でしょう
一度中位にあがってからはずっとその位置をキープできたのもよかったです。崩れることなくシーズン戦える安定感もついてきたということでしょうか。アウェーで負けてもホームでしっかり取り戻せたのはよかったです


最大の功労者はエザリントン。次点でペナントかと
ただエザリントンがここまで活躍できたのもペナントに相手のマークが分散したというのも理由のひとつでしょう

エザリントンは独力での突破も絶好調で今シーズンのプレミアではサイドアタッカーの中ではトップクラスの活躍だっかと。得点も決めれましたし

ペナントもチームアシスト王というこですばらしかったです。トラブルメイカーのイメージが強いペナントでしたがしっかりチームプレイをやっていましたし、セットプレイのキックも正確で頼りになりました


フォワード陣ですが、ジョーンズはもう少し決定力がついてくれば一流というところでしょうか。ウォルターズは今後に期待できます。カリューはコンディションの問題もありますから来シーズンに期待ですが、ベテランである彼の経験はこれからのELではきっと役に立つはず


ショウクロスはFAカップボルトン戦でデイビスを封殺。「初めて対戦したときはまったく勝てないかった」というベテラン相手を封殺できるまで成長しました。ファウルも覚悟でタックルにいく彼の守備が何度もチームを救いました。移籍は封印して何とかストークに留まってほしいところ。彼のプレースタイルがストークの象徴ですし

そして忘れてならないのはフート先生wwwwww
物議をかもし出す危ないプレーの数々はともかく、エアバトルの強さはリーグでもトップクラス。安定感は相変わらずないですが、ギリギリの守りが出来るレベルになっているのは成長の証拠。特に今シーズンはツキもあるのか決定的なチャンスでボールが回ってくることも多かったです。6得点は見事


しかし今シーズンの最大の功績はヨーロッパリーグ出場権を獲得したということでしょう
FAカップの優勝を取れなかったのは残念ですが
決勝までビック4と組まなかったなどの幸運はありますが、ウルブス、ウェストハムボルトンをしっかり倒しているわけですからよくやったものです


特に準決勝のボルトン戦は圧巻でした
ウェンブリーで5−0という快挙。エザリントンとペナントの両翼にジョーンズとウォルターズがしっかり決めるという理想的な展開でしたね。意外にもパワープレイでの得点ではないというのも珍しいもの。ああいうサッカーも出来ると今後さらによくなっていきますからな


決勝のマンC戦はややガス欠気味だったことと、エザリントンが怪我で使い物にならなかったのが敗因でしょう。惜しいチャンスはあったのですが、それもほんの少しでほとんどはシティの猛攻を凌ぐだけでした。出来れば万全の状態で戦いたかったものですが、そこは中堅クラブの選手層の限界というもの。シティがCL出場権が確定したので準優勝でもELの出場権が回ってきたのはある意味ラッキーですが、大概の組み合わせで回ってくること多いので、初の決勝まで行った時点でクラブとしては大きな歴史を刻んだことになるでしょう。最高です



さて来シーズンに向けてですが
前線はカリュウ獲得でタワーも3人にはなりましたがELを戦い抜く為には現状の選手層では厳しいのは明白。
故障者や不調者の状態によってはELもプレミアも酷い結果に終わる可能性もあります。勝ち上がりにもよりますが試合数が最低で6試合、決勝までいけば13試合の増加です

特にエザリントンとペナントの控えがいないというのは非常に大きな穴。この二人のアタッカーがいるからこそ、単調なパワープレイが活きて来るわけですから

うまいこと降格チームからいいアタッカーを獲得したいところ。個人的にはアダムとかヒツルスペルガーとか欲しい。あとはくすぶっているジョーコールとか。あとはエザリントンの代えとして快速のアタッカーも欲しい。サイドでうまくやれば中央のタワー達がなんとかしてくれるみたいな。
さらに我侭を言えばタワー達も決定力そのものは並レベルなのでもう1ランク上のフォワードが欲しい。それも経験が豊富なヤツ。ELともなると勢いも大事だが経験もかなり大事なるだろう。大舞台での経験がないチームだけにそういった経験を持つ選手のメンタリティというのは大きな意味を持つのではないか。かならず怪我人などで苦しむ時があるわけですからそういうときに穴をきっちり埋められるサブ選手をうまいこと獲得したいところ
現状のメンバーではフォワードはあと一人くらいでいいが、中盤は最低でも3,4人は強化したいところ。センターバックの控えもあと一人は確実に欲しいところ。ショウクロスが欠けた時にフートだけでは不安が大きすぎます。ただキーパーは実力者二人で安定で問題ないかと


最後にストークの代名詞ともいえるデラップさんのロングスローですが、彼も年齢的にはかなりベテラン。やはりデラップ砲は相手にとっては脅威ですが、今シーズンのデラップはそれほど目立ったプレーはなかったかと。またフルで戦い抜くコンディションも微妙ですので、どこまでやれるか。何とかプレーのクオリティを保ちつついて欲しいものです。やはりストークの代名詞、ブリタニア名物、って感じですもんね


というわけで来シーズンはこの二束のわらじをしっかり履ききれるかが大きな目標ですね
プレミアはビック4じゃなくてビック6になりつつあるので、そこに食い込むのは難しいが、まずはELである程度の結果を出したいところ。それによってクラブの知名度を上げれば選手も集まり易いしね。本当に楽しみです