サッカーコラムその6

ヴァシリス・ツァルタス(元AKEアテネ―1FCケルン移籍予定/ギリシャ代表)
ここ10年のギリシャでは一番才能のある選手と言われている。「左足の魔術師」の異名をとり、正確な左足からゲームメイクをする。一時期はクラブとの折り合いが悪く出場ができないこともあったがその能力は高く評価されている。ユーロの出場はスタメンではなくスーパーサブとして投入されたが、見事監督の起用に応え、出場時間がわずかならが2アシストを記録。いずれもたった一本の左足からのロングパスだった。瞬時に相手のディフェンスラインのギャップを見切り、鋭いロングボールを入れてくる彼はまさに魔術師と呼ぶに値するプレイヤーと言っていいだろう。もうベテランだが一本のパスで試合の流れを変えることができる―ギリシャの単調なサッカーにアクセントを加える―という意味では彼の存在はまだまだ大きいと言えるだろう。
ちなみに「ツァルタス」ははてなに登録されてますた