レアルマドリード対ユベントス

屈指の好カードのこの試合、サンチャゴベルナベウでのレアルがどれくらい攻めていくのかが注目だった。メンバーは割愛させてもらいます。たぶんみんな知ってると思うような選手ばかりなので。個人的にはグラベセンイブラヒモビッチに注目してました。
試合は前半は思ったよりスピードがなく、レアルは調子を伺っているという感じだった。開始早々ネドヴェドのファウルを受けたサルガドが負傷交代。代わって入ったフラボは及第点のプレーを見せる。しかしフラボと接触したネドヴェドが今度は負傷交代。オリベラが入る。オリベラについては俺は知りませんが、監督の目に適った選手のよう。ただ、プレーが遅くとてもネドヴェドの代役にはなってなかったな。前半31分にベッカムのFKからエルゲラのすばらしいヘッドでレアルが先制。このままレアルペースに。
グラベセンは丁寧なインサイドキックと精力的な動きが印象的だった。またこういう大舞台は初めてということもありそうとう熱くなっていた。とにかくいいよ彼は。あれだけ中盤で動ける選手はそうそういない。ロベカルのフォローもいってたしね。イブラヒモビッチもかなりキープ力あるね。あの長身で柔らかい足元もってるのはすばらしい。ただ、もう少し球離れが早いほうがいい。そこが彼の自己中と言われるとこなのかな。ストライカーという意味ではトレゼゲには及ばないわ。
後半、正直見ていてあんまり面白くなかったですな。レアルは一点じゃたりないとどんどん攻め込んでいくんですが、ユーべの動きというか守りはともかく攻めの形がまったくできてなく強さが感じられない。デルピエロもよくないし、かろうじてエメルソンがあがってくるだけ。レアルはジダンフィーゴのキープを中心に攻め立てるけど点が取れない。両者ともになんかもどかしい展開に。ユーベのあの攻撃には俺も幻滅。いくらなんでもひどいな。まあアウェーだから1点に抑えればホームで何とかできると考えたんだろうけどね。トレゼゲも復帰してくるだろうし。
結局このまま試合終了。ビッグクラブ同士の割には見ごたえなかったなぁ。要所に光るプレーやジダンフィーゴのテクニカルなプレーは見れたけど、全体的にはあんまり。2ndに期待か。