バイエルン対アーセナル

俺はドイツファンだけどバイエルンは外人が多いしあまり面白くないサッカーするのでそこまで好きじゃない。アーセナルも外人軍団だけどね。
バイエルンバラックアーセナルはキャンベルとコールを欠いて試合に臨むことに。それぞれ代役はフリングス(ディミチェリスをボランチとして)、シガン、クリシ。注目はフランスU21代表のクリシ。そういやカーンVSレーマンという代表争いもあったけど、正直どうでもいいです。つうかドイツファンとして言わせてもらえば二人ともさっさと代表引退しろ、と。若手ならヒルデブラント、レンジング、ベテランならイエンツシュ、ブットなどいいキーパーいるのに、35歳の二人に絞ることもないと思う。むしろ若手成長の妨げだとすら思う。カーンやレーマンはまだいけるというけど無視できないミスも目立ってきているしね。
試合は前半4分カーンのパントキックをトゥーレがクリアミス、それをピサロがきっちりきめていきなりバイエルンが先制。前半はそれだけで他に目立ったプレーはなし。アウェーのアーセナルがボールポゼッションは上回るものの、事実上は持たされてるって感じ。バイエルンの堅守をやぶれない。アーセナルのいつもの破壊力は完璧になりを潜めてしまった。これがホームならベルカンプいて少しはリズムも変えられたと思うのだが。それとエドゥーの負傷交代も少し影響したかな。
後半、開始直後はアーセナル復活。スピードのある攻撃が何度も繰り返される。バイエルンは防戦一方になる。ここにきてやっとかと思ったがそれも長くは続かなかったね。10分くらいまではよかったが次第に弱まっていく。逆にバイエルンが今度は攻撃の主導権を取る。フリングスのFKからピサロのヘッドで2点目。ピサロの上手いポジションニングでトゥーレはまたもやられる。キャンベルがいれば…。強いて言えばコールもだけど。クリシは無難なプレーをしてたし前半にはシュートも打ったが、コールと比べることはできない。さらにバイエルンの攻撃は続く。まあアーセナル相手だから点は取れるだけとっといた方がいいと判断したんだろうね。まったく攻撃を緩めない。またもフリングスのクロスから3点目がはいる。レーマンはクロスをはじいたもののサリハミジッチがつめて駄目押し。それでもゲレロ、ハーグリーブスと攻撃のタレントを投入。この時点でアーセナルは勝つにはホームで最低4点必要になるという窮地に。しかし最後にセットプレーのこぼれ弾をトゥーレが押し込んで3−1に。これで何とかホームゲームにつなげるという感じ。
しかしまさかアーセナルが駄目とはねえ。アンリもいいとこなかったし。しかしこれでホームで2−0で勝てばいいのだからまだいい方か。ただ…予選Lでもアーセナルはホームで結構失点してるから安心はできないな。キャンベル、コールが戻れば可能性はあるけど。逆にバイエルンバラックが戻れば攻撃に厚みが出るし、こちらも目が離せない展開になるだろうね。