決勝トーナメント1回戦フランス対スペイン

3−1でフランス
まさかスペインが負けるとは…。フランスは復活してしまったようだ。強いフランスの前にスペインは攻め手を欠いた。PKを得てスペインが先制したときはスペインの勝利かなと思ってたんだけどね。まさかあのリベリのゴールで追いつくなんて。まあリベリは決定力はともかくドリブラーとしてはかなりの選手だし、この大会でブレイクした感はある。フランスは守備が堅く、タレントを揃えたスペインの猛攻をはじき返した。ただスペインはそれほど攻撃的な交代はしていなかった。あの状態ならば同ポジションの交代ではなくヒディングのように行くべきじゃないかとは思う。後半終了間際にビエイラが勝ち越しのゴールを奪うと、すぐさまジダンが駄目押し。ベテランの活躍で無敵艦隊を沈めてしまった。やはりベテランの勝負強さはさすが。ビエイラは決勝トーナメントを決めた試合でも活躍したし、まさにチームの救世主。スペインはラウルが力を見せずに交代してしまった。ベテランの活躍が勝負を分けた。

というわけでブラジル対フランスの因縁のカードが組まれた。ブラジルはフランスW杯決勝で惨敗しているだけにその無念を晴らしにくるだろう。一方フランスもそのときの優勝メンバーを数人擁している。両チームともに経験豊富な選手が多いが、彼らの活躍が勝負を分けるだろうね。