決勝トーナメント1回戦ブラジル対ガーナ

3−0でブラジル
結果だけみるとガーナは惨敗だが十分な実力を見せたと思う。エッシェンを欠きながらも中盤でしっかりと試合を作っていた。ポゼッションもブラジルを上回るし、健闘したよ。ただフィニッシュがどうもね。すばやいパス回しからゴール前まで迫るのだが決定力がまったくない。シュートを打つタイミングがとれず、苦し紛れのシュートばかりになってしまっていた。もっともヘディングがキーパーにたまたまクリアされたり、オフサイドじゃないのにオフサイドの判定を受けたりと不運もあった。それでもあれだけのチャンスを持ちながら点を入れられないようでは勝ち目は無い。
ブラジルはさすがである。ポゼッションで下回ることなど彼らには何も問題なのだろう。相手に支配されてようと自分たちのサッカーできるというのはすごい。攻撃以上にしっかりとした守備は出場国の中でもやはりナンバー1だろうね。数少ない速攻を全部しっかりきめた結果が3−0なんだろうね。特に二列目からの飛び出しはすばらしいものがある。カフーロベカルゼ・ロベルトの飛び出しにガーナは対応できてなかった。2点目のルシオのオーバーラップは完全に対応できず右サイドに二人もフリーで裏を通された。ボールを奪ってからの選手の攻め上がりは見事としか。そして確実に点にするあたりさすが王者ブラジル。このまま決勝まで勝ち上がりそうな予感。