イタリア対ウクライナ

3−0でイタリア
まあ実力から言えば当然か…。
どこぞの記事でシェバが「うちにもピルロがいれば…」と言ったのが書いてあったがまさにその通りだろうね。シェバはすばらしいストライカーだけど無敵超人ではないわけで。にわかサッカーファンはたぶんわからないだろうけど近年のACミランでの彼のプレースタイルはピルロ、カカ、セードルフがいて初めて成り立つわけだ。中盤からのするどいパスに反応してゴールを量産しているのだからそのパサーがいない代表ではシェバの本領も発揮できないわけで。結局のところシェバはアンリやドログバといった一人で状況を打開できるプレイヤーではないからね。得点センスや動き出しは世界トップクラスだが、彼を活かすすぐれたパサーがいない以上イタリアには敵うわけもなく。
イタリアはトニがここにきてやっと活躍。リッピは一応トニを主軸にしているので彼の復調はかなり大きい。しかしながらピッポの出番がないのが俺としては悲しい。もっとも勝ち試合では彼を出す必要もないんだけどさ。イタリアはピルロを中心とした中盤がかなり厚いね。というかデロッシなんて元々いらねんじゃねえかなと思ってしまう。総合力の高いペロッタとカモラネージ、守備のガットゥーゾピルロをカバーすればトッティがないくても十分戦えるだろうね。つまりミランでやってるような単純な攻撃でも優勝を狙えるということ。守備にカンナバーロという世界最強のセンターバックもいるしね。

準決勝はドイツ対イタリアだがタフな試合になりそうだな