敗退していった国とか

負けたからって話題からすぐに消え去るのはもったいないじゃない
ということで超独断と偏見で再度チェック
あまりに酷い内容でも泣かない。あと信じないw

ホスト国初のGL敗退というのは、歴史に照らし合わせれば恥かもしれないが、アフリカ初のW杯を開催出来たこと、前評判の低さを考えればその功績は偉大だと思う。

またホスト国ながら組分けがあまりにもシビアすぎた。
出場国が32ヶ国になってからのホスト国の組み合わせはホスト国優位だった
06年ドイツ:コスタリカポーランドエクアドル
02年日本:ロシア、ベルギー、チュニジア
98年フランス:デンマーク南アフリカサウジアラビア
と過去の歴史を振り返ってみれば直近の大会でもホスト国がまずは上にいけるレベルの組み合わせだということがわかる
その中で今回は前回準優勝のフランス、5大会連続ベスト16のメキシコ、ウルグアイは南米予選で苦戦していたものの、古豪であり、強烈なアタッカーを擁していた
このメンツ相手ではホームであろうと3連敗も濃厚だったわけで、その中でよくがんばったと言える。また試合内容的にも組織力がしっかりしていたのがよかった。他に無残に散ったアフリカの国よりも素晴らしいサッカーをしていたと俺は思う
残念ながらメキシコに先制をしておきながら守備の軽率なミスで同点になってしまった開幕戦が全てだろう。相手も開幕戦と完全アウェーで浮き足立っている中だったのでこれほどのチャンスはなかっただろうし。勝ちきれないままの2戦目のウルグアイ戦は完全に実力の差が出てしまった。最後に完全に内紛していたとは言えフランスに勝利を収めたのは大きい。彼らの今後の自信になっていくだろう。またシャバララやクーンやエムフェラは十分欧州のクラブでも通用する。今後さらに力をつけていく期待値はかなりあるだろう

  • フランス

情けない結果に終わってしまった。もっともチーム状態が良くないのは前大会からずっと続いているのも事実。
実は監督のドメネクの信頼の前に、フランスフットボール連盟が内紛のすべての元凶だ
W杯出場を獲得したアイルランド戦でアンリのハンドでネガティブなイメージを持っているところに、連盟会長がドメネク政権はW杯で終わり、後任候補まで挙げるという失言。チームが一つにまとまらなければいけない時期にさらに代表のムードは悪くなった。監督もこれでは力が入るまい…。国民はドメネクを認めていないが、それでもチームドメネクを信じてやろうと意識をしていた中での連盟の行為はすべての元凶だ。内紛は、大会よりはるか前に始まっていたわけで
そして負けが濃厚になった状態で最悪の事態を迎える。アネルカの追放だ。アネルカは過去に問題を起こしてきた選手だが、チェルシーでプレーも精神的にも成長したアネルカが今更そんな暴言を吐くとは考えにくい。エブラが庇うのも無理はない。実際に暴言を吐いたとしてもここは庇い、チームがまとまるべきだった。勝てば上位進出の可能性も0ではなかったはずなのに…。あの状態で平然と試合をしている様は何か異常だった。もっとも格下の南アフリカに惨敗と心ここにあらずという状態だったことは間違いない…
フランスというチームはどうしてこうムラがあるのだろうか。やはりジダンのようなカリスマが必要なのか…

それでも俺はフランスはしぶとく勝ちあがると思っていたので残念でならない
チーム状態がどうであろうあのタレント集団が力を発揮すれば十分に優勝する可能性はあったから…