リヴァプール対エバートン

マージーサイドダービーですね
ジェラードとキャラガーなしのリヴァプール対、ケーヒルピーナール、サアなしのエバートン
どっちも手負いすぎるだろうっていうメンツでの勝負
さらに言えばダルグリッシュ監督になって未だに勝ちのないリヴァプールアンフィールドでの敗北は許されないわけで

アンフィールドにも関わらずボールポゼッションが3割台ではどうにもならないだろう
結果的に何とか2−2の引き分けですんでよかったというレベルだろう
先制したの後半あっさりと2点取られたのはどうかと思ったが

そもそもトップにトーレス、その下にカイトとマキシっていう布陣は悪くない。単純に能力で考えればプレミアでもトップクラスであることは間違いない。しかしその後ろが残念すぎる。どれだけトップが優れていても試合を作れないのでは仕方がない。あとは個人技に頼るしかなくなってしまう

思えばこれまでリヴァプールがビック4と呼ばれそれなりに強かったのには中盤にマスチェラーノ、シャビアロンソというワールドクラスのタレントがいたから。これにジェラードが加わるとなればバランス的にも穴がないのは誰でもわかるだろう

しかし今は頼れるタレントがジェラードのみ。しかもそのジェラードもコンディションに不安をかかえ、この試合は出場停止。そうなると誰が試合を作るのか?という話になる。なのでホームにも関わらず試合展開はキツイものになってしまう
もちろんルーカスやメイレレスの力が足りないか、と言われればそんなことはない。少なくともエバートンには引けを取らない。つまりは組織力に問題がある
当然監督も変わったばかり、メイレレスも今シーズンからの加入
その不安定な部分を引っ張っていけるメンタリティーを持っているジェラードがいなければ当然すべてが成り立たなくなる

さらに言えば最終ラインも厳しい。アッガーが途中で交代したのも誤算かもしれないが、シュクルテルキルギアコスでは高さこそあるものの、安定感がなさすぎるのは誰でもわかるだろう。未だにベテランのキャラガー頼みになってしまう不安定な最終ラインも改善が必要だ


まあ素人的な感想だが
誰もが言うように俺もこんな弱いリヴァプール見たことがないので残念で仕方がない

ちなみにエバートンも調子が悪く、活躍していた柱の3選手なしで大丈夫かよ、と思ったが要所は完全に占めていたな。相手が組織的に弱いこともあってあそこまで中盤を支配できれば文句はないだろう。ボンバーフェライニが利いてたな。勝ち越したあとに守りきれなかったのは残念だが…