フランス対イングランド

ここもいきなりの好カード
でもイングランドにとっては不幸な相手。ルーニー出場停止で挑むには厳しい相手ですな
代わりはウェルベックにまさかのチェンバレン先発。一方フランスは絶好調ベンゼマに加えてナスリ、リベリ、マルダとやばい前線


結果的には1−1のドロー


イングランドがフィジカルを活かしセットプレーで先制したものの、ナスリの鮮やかなシュートであっさり同点。後半はフランスが優位も堅い守りに点が奪えず


フランスは随分サッカーが変わった印象。かつてのジダンがいた頃のような司令塔タイプのサッカーではなくポゼッションサッカーになったとは。そうなるとワールドカップジダンの後継者と目されたグルキュフの落選は納得。前線の選手のテクニックが皆非常に高く、細かく回しながらどんどんラインを上げていく様子はスペインにも近い。パワープレイに頼るところは皆無だった。ただ丁寧に行き過ぎたのか、あまりスピードはなく、無理な勝負も控えていた。リベリにバイエルンのときの勢いがなかったのが気がかり。独力で違いを作れるベン・アルファをもう少し早く投入して右からリベリ、左からベン・アルファなら面白かったのだが


イングランドはやはりルーニーの穴は簡単に埋まるわけもなく。代わりのウェルベックには恐さはまったくないし、ヤングもイマイチ。マンUでの活躍はルーニーがスペースやスキを作ってるからこそなんだと再確認。サプライズのチェンバレンも実力不足を露呈してしまった。相手の激しいチェックに怒りをあらわにする場面も。とはいえ十分なサポートがあれば化けたかもしれない。使うならスーパーサブが良いとは思うが。
ディフェンスはさすがに堅かったけどね。あそこまで耐えたのは見事。テリーは何だかんだいってまだまだできるな。
ただホジソン監督の手腕は疑問。というか裏をかきたいのかいつものホジソンらしからぬ采配だった。チェンバレンの先発もそうだし、交代のカードがデフォーはまだしもヘンダーソンウォルコットというのは理解に苦しむ。実際機能しなかったし。かといってキャロルが活躍できるレベルにあるかは甚だ疑問。せめてアダム・ジョンソンクラウチをメンバーにいれておけば違ったサッカーを出来たのではないかと思う

これでは次のスウェーデンも厳しい。戻ってきた3戦目はホームのウクライナ相手…次を負けるといなくなるな