マンチェスターU対ミラン

オールドトラフォードでの一戦。マンUニステルローイをベンチにおいてルーニーの1トップ、ミランは負傷してるシェフチェンコとインザギの代わりにクレスポの1トップにカカとルイ・コスタの二大司令塔の布陣。スタムは欠場。個人的にはマンUを応援。
前半開始、さすがプレミアの雄マンU、縦に早い攻撃を繰り返す。しかしミランもこれに完全に対応する。どちらがホームなのかわからないくらいミランも攻撃に出る。マンUはフォーチュン、ギグスロナウドらのスピードある突破から何度もチャンスを作る。前半始めにフォーチュンがあげたクロスをスコールズが絶好の位置で受ける。しかしスコールズペナルティーエリア内でフリーにもかかわらずこれをはずしてしまう。いくらなんでもこれは決めなくてはならいでしょう。そのあとにもルーニーのパスに呼応したフォーチュンがキーパーと一対一でシュート打つがこれもギリギリでポストの横。マンUはチャンスをものできないまま後半へ。
後半もリズムは落ちないままどちらも攻め立てる。しかしマンUの方が徐々にキレがなくなっていく。後半半ばにペナルティエリア前でボールを持ったセードルフが相手DFのつめの甘さをついて強烈なシュート。キャロルはこれをキャッチできずに前にこぼす。すかさずそこをクレスポがつめてアウェーのミランが先制。キャロルのミスと言えばそうだが、ミドルのあるセードルフに前を向かせたDFが悪いとも思う。というかスローで見てもあのシュートをキャッチするのは不可能じゃないかと思うな。俺もキーパーやるけど無回転だとボールは微妙な変化をするし、なまじ真正面だけにはじくという選択肢もないしね。先制されたマンUニステルの封印をとく。さらにサアも投入で3トップに。そのおかげでフリーになったルーニーがチャンスを演出するものの得点にはいたらずタイムアップ。マンU痛恨のホーム負けに。
マンUではエインセが結構がんばってたかな。でも攻撃的になりすぎてカフーに何度も裏を取られてた気がする。さすが鉄人カフー、攻守にわたっていいパフォーマンスだった。クレスポもやはりここぞというところで決めることができるし。代役は何とか務めた感じ。ただクレスポ自身の能力は高いが、カカとルイコスタというスルーパスを出せる選手とは少しかみ合わない気がするな。だから第3FWになってるんだろう。シェバとインザーギの裏への抜け出しは凄まじいからねえ。どっちにしてもマンUは不利になったな。ミランに「モンスター」スタムが戻ればさらに守りは堅くなるし。俺の中ではネスタとかよりもスタムが世界最強DFだったりするし。彼はすごいよ。