その1 ロベルト・フート

現在の代表メンバーではないが、直近では召集されており、サプライズで選ばれる可能性は0ではない
でそのフートはドイツW杯の時にはメルテザッカーの相方としてスタメン起用されていたので知っている人も多いのではないかと思います。しかし安定したパフォーマンスを見せるメルテザッカーに対して、荒削りな部分が目立ちW杯以降は代表からはあまり縁がなかった

フートは15歳でチェルシーアカデミーに引き抜かれたいわゆるエリートで、17歳でプレミアデビューを果たしている
190cmの長身から圧倒的なフィジカルで敵を寄せ付けず空中戦に強い。スピードもそれなりにあり、センターバック以外もこなし、チェルシー時代にはサイドバック、劣勢時のパワープレイ要員として若手ながらモウリーニョに起用されていた


チェルシー時代は年齢も若いし経験もないことからヨーロッパでの大舞台での起用に関しては懐疑的に捉えられることもあった。
ただモウリーニョはある程度才能を感じ、育てようとしていたのだとは思う。そうでなければ層の厚いチェルシーでわざわざ起用はしないわけで。まあ結局はその才能とやらを開花させることはできなかったというのが結論です
もっともチェルシー時代の試合を何度か見たがその当時は「本当にコイツで大丈夫かよモウリーニョwww」って感じではあった。もちろんドイツW杯でも。時々すばらしいプレーをしてたんだけどね…。でもヘディングは強く、空中戦はほぼ勝利してた気がする。ヘディングからの得点は何点かあるけど、フリーキックは決めたことがあるのだろうか。かつて一度だけ長距離のフリーキックを蹴っていたのを見たことがある。シュート力も高いようで、弾丸フリーキックを蹴れる、らしいのだが…俺が見たその一度は失敗していたwでも本番で蹴る機会があるということはそれなりに練習はしていただろうし、モウリーニョもそれを武器の一つと認識していたのかもしれない


結局チェルシーを離れ、ミドルズブラでプレーをし、プレミアを落ちた後はストークと中堅クラブではしっかりとスタメンは張れるレベルのパフォーマンスを見せている
しかしながらスカパーの某有名解説者も「フートは人には強いんですが…」「身体能力はすごいが、いつもプレーが不安」とコメントされるようにプレーになんとなく安定感を感じられないのである。元相方のメルテザッカーに比べるとやはり荒削りで、その辺が改善されない限り代表に呼ばれないのだろうな…


個人的にはこういう選手は好きなので活躍して欲しい。身体能力だけで言えばドイツ代表でもトップクラスであることは間違いない
荒削りなプレーは時にすばらしいパフォーマンスを期待でき、また不安なところも見ている分には非常に楽しいのである
ドイツ代表では珍しくずっとプレミアでプレーしているのである意味経験という意味では代表歴が少ないながらも豊富であるし、チェルシー在籍時には大舞台の経験もあり、いつ代表召集されてもある程度のプレーはできるはず…まあある程度だがw


さて次は誰にしようかな