その2 マリオ・ゴメス

一言で言えばドイツっぽくない選手
強さ、速さ、巧さを兼ね備えたエレガントな選手、だと俺は認識している


ドイツのアタッカーはもう少し泥臭いイメージがあり、クローゼのような万能なタイプか、クーラニィ、かつてのビアホフヤンカーのようなタワー型の選手というのが俺の印象である。足技やテクニックに関しては他の列強からすると少し劣るのがデフォだった


それに対してゴメスは実にエレガント(他に形容詞が思いつかないwww)なプレースタイルで、目の覚めるような超人的なゴールを決め、時には自らのテクニック、巧さで単独突破して得点が出来る
父親がスペイン人で好きなクラブもバルサということも彼のプレースタイルのルーツかもしれない。俺はスペインのビッククラブでも十分実績が残せるほどの実力があるとは思う。



しかし唯一の問題は代表であまり活躍ができず、やや自信をなくしている感じがある

逆にクラブで調子の上がらないクローゼ、ポドルスキの代表での活躍は素晴らしく、彼らが代表を牽引していると言っても過言ではない。代表でのゴール数も多く、2試合に1得点が期待できる、つまり二人がいれば必ずどちらかは決めてくる、という感じである

それに大してゴメスはデビューこそよかったものの、その後は泣かず飛ばずで、ユーロでは途中でスタメン落ち、W杯予選でもノーゴールだし、どうも俺が思うに、ゴメスはドイツの攻撃スタイルにはあってない
現代表はクローゼをトップにサイドからポドルスキシュバインシュタイガー、後ろからはラーム、そして真ん中からバラックを中心にゲームが作られる。クローゼは後ろからの攻撃を引き出す動きに長けていて、もちろんゴールは決めるものの単独での突破は基本はない。
周りを生かすという能力に関して言えばクローゼは現代表では追随を許さず、彼がトップにいることで他のポジションが生きてくるわけで。彼がクラブで不振を極めても代表で活躍できるのはそこだと思う


…なんかクローゼの紹介みたいになってるwwww


まあ純粋にフォワードとしての能力を考えればドイツでは今一番であることは間違いない
彼のエレガントなプレーを是非ドイツ代表で見たい。彼の能力ならば、途中からのアクセントとしても十分機能するはず
むしろ現システムでダメな時に彼のプレーが必要となるときがくるはず


まああんまり試合とか見てないんで、結構適当なブログですんません