ロシア対チェコ

何かテレビの番組案内では「ともに堅いチーム、点が入るか」みたいなことが書いてあったが誰だこれ書いたヤツという展開。というかそもそもどっちも守備的なチームじゃねえよwwwむしろ守備がちょっと不安なところあるっていうチームだよw

アルシャービン無双とケルジャコフ劇場という試合だったwwww

チェコはチェフと中心として守備力はいいもののストライカー不在が一番の不安要素。ベテランのバロシュが復活すかがカギ。中盤はプラシルとロシツキでクオリティは高い
ロシアはアタッカーのクオリティは強豪と同じレベルで、パブリュチェンコやポブレグニャクが控えにいるという豪華メンバー。ただし守備はアキンフェエフが病み上がりで控え、イグナシェビッチもぶっつけ本番、Vベレヅツキが怪我でメンバー落ちと厳しい状態

当然どちらも攻撃が主体となるわけで、何かポーランドギリシャより何倍も試合展開が速く感じるw

ロシア:17分ジャゴエフ、24分シロコフ、79分ジャゴエフ、82分パブリュチェンコ
チェコ:52分ピラージュ

アルシャービンのキレはまさに4年前のユーロのときと変わらないものだった。アーセナルでは動きが緩慢でチームから出されたのが信じられないくらい。
ケルジャコフは交代するまで何度はずしたのか、と思うが本来は非常に決定力の高い選手でむしろここまではずしたのが信じられないくらい。しかしはずしただけ多くのチャンスを作り出せる動きはすばらしいものがある。それだけ彼の動きがよかったのだ。たまたまシュートがダメだっただけwww
むしろ代わって入ったパブリュチェンコの方が決定力は高くない。しかし彼はイージーなシュートをはずすが目の覚めるようなスーパーシュートを決めるという謎の特殊能力を持っており、今回はそれが発揮されてしまった。ダメ押しの4点目は文字通りスーパーシュートにふさわしい。
ジャゴエフも終始動きはよかったし、きっちり2点ゴールを決めた精度の高さもすばらしい。ロシアの次世代のエースとしての十分期待できる立ち上がり。
そしてベテランシロコフ。ゼニトでもいつの間にかストッパーからボランチにコンバートされていて得点能力が段違いの伸びてきた。それをここでも発揮。後方から前線に走りこんでくるタイミングが絶妙すぎる。まああのアルシャービンのパスがすばらしいというのもあるけどね。ただチェフのミスにも見える。あれはキーパーがもう少し早く飛び出していれば簡単に抑えられた。しかしチェコディフェンスもロシアのアタッカーもあのパスに反応していなかったのがチェフの判断を鈍らせたのだろう。反応していたのは後方から走りこんでいたシロコフだけ。眼前の数人がまったく反応できていなかったのでチェフも少し油断したように見えた。それだけに悔やまれる2点目だったと思う。それを狙っていたパスがすばらしいのでどうしようもないけどwww

チェコは…ロシツキーの悪い状態が出てしまったのがすべてだろう。あとはネチドを投入して前線で基点を作ってもよかったと思う。ピラージュはよかったけど、バロシュが酷すぎた。割と早い時間に1点差になったときに交代のカードを早く切るべきだったと思う。そこでさらにリズムを換えてせめていけば追いつく展開はあったかもしれない

しかしロシアは今大会もダークホースとして期待できるね
場合によってはオランダと再び戦う可能性もある。とにかくAグループでは頭ひとつ抜けているだろう

チェコが負けたことによってギリシャポーランドも俄然やる気が出てきているはず。ここを倒せば上にいける、と
まあ強豪がいないAグループですが十分楽しいですよ。ポーランドが開催国の意地を見せるか…
個人的にはギリシャを推してますがw